痩せなのはタンパク質ばかりとっているから！成功の鍵は「バランス」にある

「ダイエット＝たんぱく質」そんなイメージを持っている方、多いのではないでしょうか？

たしかに、良質なたんぱく質は筋肉や肌をつくる材料として欠かせない栄養素。美容にも健康にも、もちろんダイエットにも大切です。でも、「とにかくたんぱく質を摂ればOK！」というわけではありません。

むしろ、たんぱく質だけに偏った食事は、ダイエットの停滞や不調を引き起こす原因にもなるのです。

今回は、よくある「ダイエットの落とし穴」と、正しい栄養バランスについてご紹介します。

❶ 糖質を減らしすぎていませんか？

糖質は“悪者”のように思われがちですが、実は体や脳を動かす大切なエネルギー源。糖質を極端に減らしてしまうと、たんぱく質を摂ってもそれがエネルギーとして使われてしまい、筋肉や肌の材料として活かせなくなってしまいます。

ダイエット中も、炭水化物を適量取り入れることが大切。玄米やオートミール、さつまいもなどの“質のよい糖質”を選ぶと、血糖値の急上昇も抑えられて◎です。

たんぱく質といえば、鶏むね肉・プロテイン・豆腐…など、毎日同じような食材ばかりになっていませんか？

たんぱく質は20種類のアミノ酸からできていて、その組み合わせは食品によって異なります。偏った食事では、必要なアミノ酸が不足してしまうことも。

卵、魚、肉、牛乳、大豆製品などをバランスよく取り入れて、体が求める「質の高いたんぱく質」をしっかり補いましょう。

ダイエット＝脂質カット、と思い込んでいませんか？たしかに過剰な脂質は体脂肪の原因になりますが、脂質自体は私たちの体に必要なもの。

ホルモンの材料になったり、細胞膜を作ったり、脂溶性ビタミンの吸収を助けたり…大切な役割を果たしています。

揚げ物などを控えるのは大切ですが、オリーブオイルやアマニ油、ナッツなどの“良質な脂”は積極的に取り入れて◎。サラダにオイルをかけたり、炒め物に少し使うだけでも十分です。

たんぱく質は大切。でも、それだけでは体をうまく動かせません。糖質や脂質も含めたバランスの良い栄養が、体内の代謝を高め、キレイなボディラインをつくる土台になります。

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