「くびれ」とは?
- ホリエ ストレッチ
- 10月12日
- 読了時間: 4分
「くびれのある体に憧れる」
「ダイエットしてもウエストがまっすぐ…」
そんなふうに悩んだことはありませんか?
女性らしいシルエットの象徴ともいえる“くびれ”ですが、ただ痩せればできるというものではありません。
今回は、くびれとは何か?なぜできるのか?どんな人がくびれやすいのか?を、身体の仕組みや生活習慣の観点から詳しく解説します。
■ くびれってどこ?何を指すの?
くびれとは、肋骨の下から骨盤までの間の“細くなった部分”を指します。具体的には、おへその少し上から下腹部にかけて、胴体が内側にくびれているラインのこと。
このくびれは、女性の体の特徴的なカーブであり、「女性らしさ」や「若々しさ」の象徴とされています。
■ なぜくびれができるの?ホルモンとの関係
女性にくびれができやすいのは、女性ホルモン「エストロゲン」の働きによるものです。
エストロゲンは、脂肪を女性らしいラインに分配する作用があり、特に肋骨下から腰にかけてのくびれを自然に形成するサポートをしてくれます。
しかし、加齢や更年期に入るとエストロゲンの分泌量が急激に減少。そのため、40代以降になると「くびれがなくなった」と感じる女性が増えてくるのです。
■ 痩せている=くびれがある、ではない!
痩せていても「ウエストがくびれていない」という方も多くいます。くびれをつくるには、体脂肪を減らすだけでなく、筋力や姿勢・腸内環境・骨格の条件も関係してきます。
では、くびれができやすい人にはどんな特徴があるのでしょうか?
■ くびれがある人の5つの共通点
① 姿勢が良い
背筋がまっすぐ伸びていて、骨盤や肩甲骨の位置が整っている人は、お腹まわりの筋肉がバランスよく働くため、くびれが出やすくなります。
悪い姿勢や骨盤の歪みは、腹筋がうまく使えず脂肪がつきやすくなるので注意が必要です。
② 運動習慣がある
定期的に体を動かしている人は、ウエスト・背中・お尻の筋肉がしっかり働いているため、自然と美しいラインが形成されます。
特にくびれに関係する筋肉は…
腹斜筋(お腹の横)
広背筋(背中)
中臀筋(お尻)
これらを鍛えることで、見た目にも引き締まった印象に近づけます。
③ 栄養バランスの良い食事をしている
偏った食事や過度なダイエットは、必要な筋肉を失い、脂肪を溜め込みやすい体をつくってしまいます。
たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどをバランスよく摂ることが、くびれづくりのベースとなります。
④ 腸内環境が整っている(毎日スッキリ)
便秘やお腹の張りは、ウエストラインを広げてしまう要因に。腸に老廃物が溜まると、見た目だけでなく脂肪燃焼効率や代謝にも悪影響が。
毎日スッキリできている人は、くびれを保ちやすい身体環境を維持していると言えます。
⑤ 骨格的にくびれができやすい
生まれ持った骨格も、くびれに関係しています。
例えば…
「ウェーブ」体型や「ストレート」体型の方はウエストと骨盤の差が出やすい
肋骨と骨盤の間に十分なスペースがあると、自然なくびれができやすい
🔍 簡単チェック法:
こぶしをウエストに当てて、4本の指がウエストに入るか試してみましょう。全ての指が入るなら、くびれやすい骨格の可能性があります。
■ まとめ|くびれは女性の美しさと健康のバロメーター
くびれは単なる「細さ」ではなく、姿勢・筋力・ホルモン・腸内環境・骨格といった複数の要素が合わさって生まれるもの。
だからこそ、数字だけにとらわれず、“中から整える”ことがくびれへの近道になります。
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